仏教の教えを活かしたお悩み相談も受付

法善寺では、皆様の悩みやご相談に対して、仏教の教えを活かし解決法をめざしております。法律的なお話は弁護士さんや専門家にお尋ねすることがよい方法です。しかし、法律的なお話ではなく、人間の気持ちや法律では解決できない問題というのもたくさんあると思います。仏教は、「苦しみや悩みは無くすことはできない。しかし、苦しみや悩みを越えていくことはできる」という教えです。悩みによっては、一回お話をしただけで解決することもあるでしょう。しかし、そうではない場合複数回の対話を必要とすることもあるでしょう。いずれにしても、まずはお話してみることが大切です。

悩みは自分が生み出しているのという考え方があります。その場合、悩みの原因を探り、自分の考えた方を変えるという解決策もあります。1人では解決できないことは、ほかの人の意見を聞いたりお話を聞いてもらうことによって、気持ちが軽くなることもあると思います。仏教の教えに基づいた考え方にふれてみると、新しいものの見方が生まれてくるということもあるかもしれません。一度ご相談ください。

相談の料金はありません。正式には決めていないということです。同じ1万円でも、人によってそれぞれの価値が異なります。貨幣の価値というのは、時代や国によって異なっています。一般的に、治療や相談の料金は決まっておりますが、お寺のお布施には昔から決まりはないのです。なぜでしょう。お布施はある人には納めてもらい、ない人には納めてもらわないというものだからです。お布施というと、「金銭」と思われがちですが、これは「財施」です。ほかには「法施」と「無畏施」（むいせ）があります。

「法施」とは、教えを説くこと。「無畏施」は、おそれや恐怖心を無くすことです。本来布施には、決まった額はないのです。

ご相談をさせていただいた場合、お布施を納めてくださる方もいらっしゃれば、そうでない方。数回に一回納める方など、いろいろな方がいらっしゃいます。​​​

人の「死」とは、別に生きていくことは大変です。愛する者の死は最大の苦しみですが、それ以外でも多くの苦しみや悩みがあるのがこの世の中です。経済問題、健康問題、人間関係や仕事、将来の不安、恋人関係など、私たちの悩みは多岐にわたります。 そのような時、仏教の教えから、問題にアプローチしてみませんか。一発で解決するほど人生の問題は簡単ではありますが、今までとは違った道がみえてくるかもしれません。

仏教は生老病死を基本テーマとし、人生のあらゆる困難や苦しみについて説いています。そして、その中でも特に無常観という教えが示されます。これはすべては流れるものであり、常に変化するものであるという考え方です。「無常」というと人は死んでいくという教えです。しかし、これはいのちの無常です。

心の無常、人間関係の無常、健康の無常など、すべての苦しみに対応する教えです。さらに、「無常」はネガティブのイメージがありますが、ポジティブな面もある仏教思想です。

「無常」一つとっても、いろいろな解釈があるのです。苦しみ悩みをいろいな角度から分析、対応することによって、今までとは違った生き方が見いだせるかもしれません。

 厳しい現実に立ち向かうためには、仏教の教えを参考にし、無常観を受け止め、生きるための道を実践し、まずは、自分の気持ちを整理分析することが大切です。そうすることで、苦しみから解放され、悩みを越えていくことがだきると考えます。

私たちには様々な悩みや思いがあります。そのような中で、愛するものを失った喪失感にさいなまれる方も多いでしょう。そのような時、「死」をどのように受け止めるか、「死」は私たちに何をもたらすのかということにも注目しております。物事には必ず意味があります。ほとんどの方は「死」の意味を考えたことはないかもしれません。やがては訪れる「死」についての意味をご遺族と共に考える機会をもってみませんか。

私たちは、故人を偲ぶだけでなく、生きる人たちが未来に向けて前に進むためのサポートもご提案しています。 人生の大きな転機には、さまざまな悩みや不安がつきものです。法善寺では、そのような相談も受け付けています。家族や友人との関係や、仕事や家庭の問題、将来の不安など、何でもお気軽にご相談ください。法善寺は皆様が、前向きに生きるためにどうしたらよいのかということを共に考えていきたいと思います。 葬儀は人生の終わりを扱いますが、その先には遺された私たちが新たな生きる道が待っています。私たちは、お客様が前向きな気持ちで人生の大きな転機を迎え、未来へ進んでいくことができるよう、全力でサポートしています。