お葬式の費用公開!家族葬の費用と一日葬の費用
2024/01/10
故人を偲び、家族や友人たちが集まって行うお葬式。しかし、その費用には多くの方が悩んでいることでしょう。そこで今回は、家族葬と一日葬にかかる費用について考えてみたいと思います。お葬式の準備をする際の一つの参考にしてください。
目次
家族葬とは?
家族葬とは、一般的に親族や家族だけで行う小規模な葬儀のことを指します。大規模な葬儀では、親族以外の人々も参列するため、式の進行や取り扱いについて様々な配慮が必要となりますが、家族葬では数人から10数人程度の限られた人数で行うため、落ち着いた葬儀を行うことができます。
家族葬の場合、一般的に式場で行われますが、お寺の本堂でおこなうこともできます。また、大規模な葬儀に比べ費用も抑えられることが多いため、予算の限られた方でも行うことができます。 しかし、家族葬でも故人の意思や家族の希望によっては、大規模な葬儀を行う場合もあります。
家族葬は、故人と家族だけで行う葬儀ということで、大切な家族との別れをゆっくりと見送ることができます。故人の想いや人生を振り返りながら、故人とのしばらくのお別れをしていただきたいと思います。
一日葬とは?
一日葬とは、葬儀の形式の一つで、通夜は行わず、1日だけで葬儀を行います。一日葬は、時間的にも費用的にも効率がよく、2日間行う葬儀よりも、費用的にも体力的にも負担が少ないと考えられます。
通常、通夜では仕事上の知り合いの方やご近所の方など、ご家族以外の会葬者が多くお参りになられます。そして、葬儀にはゆっくりとご家族でお別れをするという流れです。しかし、通夜を行わないため、ご家族だけでゆっくりとお別れができるという進行になります。
ただし、一日葬は費用が安くなるというメリットがある反面、準備が充分でない場合には、時間的な制約があるというデメリットがあります。故人の意思や遺族の希望にそって、葬儀形式を選択することが大切です。
お葬式の費用ってどれくらい?
お葬式の費用は、葬儀業者や式場によって異なりますが、一般的には30万円から数百万です。この費用の違いは、どのくらいの人数の方にご案内するかの違いです。葬儀式の内容によっても費用は変わり、葬儀場の利用料や棺の種類、お花、飲食物などの費用がかかります。また、遺体の移送や火葬の費用も含まれます。費用が高額になるポイントとして、①人数が多い。②お通夜に何人お参りになるかわからないため、食事をたくさん用意する。③大きい式場のため、祭壇が大きくなるの3つです。
ということは、①一日葬にする②家族葬にする③式場はお寺の本堂にする(祭壇を必要としない)の3つを考えれば低費用で行うことができるということです。しかし、業者さんはなるべく多くの費用をかけてほしいのが本音です。そのため、ご遺族は、事前に葬儀の準備や費用についてしっかりと情報をもち、打ち合わせをすることが大切です。一度ご相談ください。
1日葬の費用は2日葬より低費用?
家族葬は、ごく親しい家族や友人を招いて行う、小規模な葬儀のことです。一方、2日葬は多くの人々が参列する本格的な式場での葬儀です。当然ながら、1日の家族葬の方が低費用になることは間違いありません。葬儀にかかる費用において、抑えることができるところとできないところがあります。具体的に示すと、ご遺体搬送料、火葬料、棺代などは必ずかかる費用です。
しかし、祭壇費用、式場費用、お通夜のお食事代などは葬儀の方法によって、大きな違いが出てきます。まずお考えいただくことは、
①1日葬か2日葬か②家族葬か一般葬か③葬儀ホールかお寺の本堂かということをおきめいただくことが大切です。
お葬式の費用が高い理由とは?
お葬式の費用が高い理由は、様々な要素によるものです。まずは、葬儀業者が提供するサービスの種類や規模によって価格が変わります。また、テレビコマーシャルを打つような業者さんか、地元の個人葬儀社かということによっても大きく異なります。また、祭壇や棺やマイクロバス、式場やお食事、車の手配など、多岐にわたる費用がかかるため、そのすべてを包括的に提供する葬儀業者は、高額な値段を提示せざるを得ません。 さらに、葬儀の最中には多くのスタッフが必要であるため、人件費も高くなるということが挙げられます。 以上のような要因により、お葬式の費用が高くなるので、費用とのバランスが見出されるよう、事前にしっかりとご相談ください。