宗教法人 法善寺

家族葬の魅力:少人数でも心温まるお別れを

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家族葬の魅力:少人数でも心温まるお別れを

家族葬の魅力:少人数でも心温まるお別れを

2023/10/09

家族のが亡くなると、その遺族には悲しみや不安が生じます。そんな中、お葬式を行うことは亡くなった方への最後のお別れとしてとても大切な儀式となります。最近では、家族葬という形式が注目を浴びています。少人数で行うお葬式でありながら、心温まるお別れを実現することができます。今回は、家族葬についてご紹介したいと思います。

目次

    家族葬とは?

    家族葬とは、故人に対する最後のお別れを家族や親しい人たちだけで行う葬儀のことを指します。通常の葬儀とは異なり、大きな式場や会館を借りる必要はありませんが、最近はご自宅ではなく、小規模な式場やお寺で行う方が多くなりました。 家族葬の特徴は、規模が小さくご家族やご親戚などより近しい方でお別れをすることが挙げられます。参列者も限定され、故人と親しい人たちだけで葬儀を行います。また、一般的な葬儀のような大型の祭壇やたくさんのお花などを用意する必要もありませんので、通常の葬儀に比べて費用が少なく済むことがメリットの一つとなっています。お寺の本堂で行う本堂葬なら、さらに費用を抑えられることは間違いありません。なぜなら、お寺の本堂には内陣(一段高くなっているところ)があるからです。

    内陣は仏の国をイメージしているので、祭壇は全く必要ないからです。イメージとしては、故人を仏の国にご安置している感じです。 家族葬は、葬儀の形態の一つであると同時に、家族にとっても最高の形式の一つです。故人と親しい人たちが集い、故人を偲び、共に最後の別れをすることができます。

    少人数でも心温まるお別れを

    一昔前は「少人数の葬儀は寂しいので、少しでも大人数で盛大に」という方も多くいらっしゃいましたが、今はそういう時代ではありません。故人を知る方だけで最期のお別れをするという意味においては、家族葬は最も葬儀の意味をあらわしているかもしれません。 例えば、故人のお気に入りの場所でのお別れや、故人が生前大切にしていたものを飾ることも可能です。また、故人にふさわしい言葉を贈ることも大切です。故人が生前大切にしていた言葉や、家族だけが知っている思い出の言葉など、そういった言葉を取り入れたお別れを行うこともできます。

    少人数での葬儀は、家族や親しい人たちだけが集まるため、よりアットホームな雰囲気が漂います。家族や友人たちが、故人に対して感謝の気持ちを込めてながら、故人が好きだった音楽を流したりすることもあります。このような温かい思いで、故人が仏の国に生まれるということをいただくということが大切だと思います。大勢でも少人数でお人数は関係ありません。故人はわいわい騒ぐのが好きだったということであれば大人数で。じっくりと故人とのお別れを味わいたいという方は少人数で。家族や友人たちが、故人をいつまでも大切に思い出せるような葬儀をするために、一度ご相談ください。

    家族葬のメリット

    家族葬は、近年注目されているお葬式のスタイルです。家族葬とは、ごく親しい家族だけで、静かにお別れをする葬儀のことを指します。 家族葬のメリットは、様々な点があります。まず、コスト面でのメリットがあります。一般的な葬儀の場合、参列者が多ければ多いほど葬儀費用がかかってしまいます。しかし、家族葬の場合は、参列者がごく限られた家族だけなので、費用を抑えることができます。 大規模な式場などの借り上げ費用がかかりませんし、大きな祭壇や大量のお花や飾り付けも省略することができます。 更に、家族葬は、ごく限られた人数でお別れをするため、とても静かな雰囲気で行われます。大勢で分け合う悲しみの中で、自分たちの思いに向き合ったお別れができるのです。 このように、家族葬には様々なメリットがあります。費用を抑えられるだけでなく、静かな空間でより親しい方だけで最期のお別れができ、家族の負担をおさえることができるのです。

    家族葬の流れ

    家族葬は、ごく身近な人々だけで行われる葬儀のことで、限られた人数で厳粛な雰囲気の中で行われます。最近は通夜を行わず葬儀のみの「1日葬」もありますが、一般的に葬儀の流れは、まずは通夜が行われます。通夜では、故人を知る仕事上ご縁のあった方などもお参りしていただく場合が多いです。友人なども通夜にお参りする方が多いでしょう。 そして、次の日に葬儀が行われます。参列者はご親戚の方のみというケースが多く、式場や本堂で読経が行われます。その後、故人との別れの時間となります。最後に、参列者全員で棺をしっかりと支えて、火葬場へ向かいます。 火葬が終わった後には、家族だけで故人を偲ぶお斎(おとき)という食事をとる時間を設けられます。これはお葬式と同じような形式や雰囲気ではなく、日常に近い空間で故人の思い出話や、故人を偲びながらお食事をするという場になります。 家族葬は人数が限られているため、ごく身近な人々だけで故人と向き合える時間を持つことができます。そして、家族の思い出や想い出を大切にしながら、故人を偲び、また新たな気持ちで生きていくための場所でもあります。

    家族葬の費用について

    家族葬は、亡くなった方の遺族やごく身近な親族だけで小規模に行われる葬儀です。家族葬の費用は、一般的な葬儀に比べて抑えられることは間違いありません。かけようと思えば上限はありませんが、法善寺では30万円くらいから行えます。 家族葬の費用は、葬儀の形態や内容、場所によって異なります。例えば、会場を借りる場合はその費用がかかりますし、祭壇、飲食物やお花なども必要に応じて準備しなければなりません。また、ご遺体搬送や、葬式に必要な棺や遺影写真、お坊さんなどの手配も必要です。 家族葬の費用を削減するためには、まずは式場選びでしょう。葬儀ホールは何もないので、祭壇を組むところから始めますが、お寺の本堂ならば、初めから内陣という仏の国をイメージしたところがあるので祭壇は必要ありません。葬儀は故人を送る大切な儀式であり、ご遺族のご負担が想像以上にかかってもいけません。

    CMや宣伝、看板にある「家族葬、〇〇円から」という宣伝も信じてはいけません。この「から」のカラクリに注意が必要です。 家族葬の費用は、事前にお寺に相談することで、予算内で適切な葬儀ができるようなります。ご遺族が故人を送るためには、予め費用や手順についてよく理解し、適切に準備することが大切です。

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